CP+2026 出展レポート

2026年2月26日〜3月1日に開催された、カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2026」に、ズノン株式会社のレンズレスブランド「ZNONZ」として出展いたしました。

今回のCP+2026は、4日間合計で58,329人が来場。
国内外から多くの写真・カメラファンが集まり、会場全体が大きな熱気に包まれていました。

ZNONZブース(ブース番号:29)では、「ZNONZⅠ」「ZNONZⅡ」に加え、新製品となる「ZNONZⅡ 20-6L」を展示。
壁面には各製品で撮影した作例パネルを展示し、実機と合わせて、ゾーンプレートならではの独特な描写表現を体感いただける空間を構成しました。

 

新製品「ZNONZⅡ 20-6L」を初展示

今回の目玉となったのは、新製品「ZNONZⅡ 20-6L」です。
ZNONZⅡ 20-6Lは、超広角20mmの位相型ゾーンプレート6Lを採用したレンズレス撮影デバイスです。
ゾーンプレート特有の柔らかくにじむ光の描写を残しながら、位相型6L構造によって、従来よりも高い解像感とコントラストを実現しました。
従来のゾーンプレート表現は、幻想的なにじみや柔らかな描写が魅力である一方、輪郭の甘さも特徴のひとつでした。
ZNONZⅡ 20-6Lでは、光のにじみを抑えつつエッジ表現を向上させることで、独特な空気感と印象的なディテール表現を両立しています。
また、20mmという超広角設計によって、中心部の比較的シャープな描写と、周辺へ向かう流れ感のある表現を同時に楽しめるのも特徴です。
Mマウントを採用しているため、ライカMシリーズをはじめ、各種ミラーレスカメラへマウントアダプター経由で装着可能。
APS-C機やマイクロフォーサーズ機では、それぞれ約35mm・40mm相当の画角となり、スナップ撮影にも扱いやすい仕様となっています。
さらに、本製品はF22相当の明るさを持ち、ゾーンプレートとしては扱いやすい設計となっています。
多焦点的な特性により、シビアなピント操作ではなく、フレーミングや光そのものに集中した撮影体験を楽しめます。
「レンズで正確に写す」のではなく、
「光を表現として写す」。
ZNONZⅡ 20-6Lは、回折が生み出す新しい写真体験を提案する製品です。

 

会場での反響

会場では、多くのお客様に実機を触っていただき、スタッフによる説明とともに、ZNONZの描写や仕組みを体験していただきました。
特に多かった反応として、
• 「レンズレスってどういうこと?」
• 「かなりソフトな写りですね」
• 「説明を聞いて納得できた」
• 「見たことのない商品」
• 「見た目がかっこいい」
• 「軽くて面白い」
• 「ゾーンプレートって何ですか?」
• 「ピンホールの一種ですか?」
など、驚きや興味を持っていただく声を数多くいただきました。
また、海外からの来場者も多く、アマチュアからプロフォトグラファー、光学や回折表現に興味を持つマニアックなユーザーまで、幅広い層の方々にZNONZを知っていただく機会となりました。
昨年から興味を持ち、今年あらためてブースへ来てくださった方や、すでに製品をご購入いただいているユーザーの方々にもご来場いただき、製品や表現について熱心に会話を交わす場面も多く見られました。

 

ZNONZカタログノートを配布

今回の配布物として、「ZNONZカタログノート」を制作しました。

これは、商品カタログとノート機能を融合した冊子で、製品情報や作例だけでなく、撮影メモやアイデアを書き込める構成となっています。

会場では約9,000部を配布し、多くの方に手に取っていただきました。

 

 

今後について

ZNONZでは、今年の夏頃に「ZNONZ Ⅱ 50-6L」の発売を予定しています。

さらに今後もラインナップを拡充し、ゾーンプレートと回折光学による、新しい写真表現の可能性を追求してまいります。

ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
今後のZNONZにもぜひご期待ください。